日本で大麻が合法化するって本当?【結論:可能性あり】
こんにちは、まつきです。
近年話題になっている「大麻合法化」の流れ。よく調べずにニュースだけ聞くと、「大麻ってあの麻薬のことでしょ?」「流石に日本では合法にならないでしょ。」という感想を持つのが一般的だと思います。
しかし、それは大麻についての知識不足かもしれません。この記事を読み終える頃には「大麻の合法化が近い未来日本で行われるかもしれない」と思うようになります。なぜなら今回大麻とは何なのか、その全てを知ることができるからです。
大麻合法化に疑問を持つ方は必見です。
日本で大麻が合法化するって本当?【結論:可能性あり】
大麻合法化を理解するために覚えなくてはいけないことが3つあります。
- 1.大麻とは?
- 2.医療用大麻とは?
- 3.日本は受け入れるのか?
この3つをしっかり理解しておけば友達に説明できるレベルです。では早速順を追って解説していきましょう。
1.大麻とは?
大麻というのは、アサの花冠・葉を乾燥または樹脂科、液体化させたもの。マリファナと呼ばれることも多く、通常はタバコのように喫煙して成分を摂取することで用いられます。
ですがこんなWikipediaのような説明をしたいわけではありません。大切なこと、あなたが知るべきことは、大麻に含まれる成分です。
大麻に含まれる成分
大麻に含まれる成分は数多くありますが、その中でも代表される2つの成分が「THC(テトラヒドロカンナビノール)」と「CBD(カンナビジオール)」になります。
THC
大麻の代表的な成分の1つである「THC」というのが、脳にあるカンナビノイド受容体に結合することで、幻覚や多幸感をもたらす、いわゆる麻薬ですね。よくニュースで逮捕される方達はこのTHCを摂取しています。
日本では、THCは麻薬及び向精神薬取締法の規制により、医療目的でも輸入ならびに所持が禁止されています。
なのでこの法律が変わらない限り、THCが合法になるということはありません。
CBD
現在世界中で注目されているのが、この「CBD」です。
CBDというのは、大麻草の茎や樹脂から40%ほど抽出できる成分で、これを摂取すると、痙攣・不安神経症・炎症・嘔吐の緩和があると言われており、精神作用はTHCより弱く、脳にあるカンナビノイド受容体には関与しないと言われています。
さらに80〜90%の神経保護を達成し、副作用は、医薬品で許容される副作用の範囲内(風邪薬を飲むと少し眠くなる程度)で、依存性も低いと言われています。
日本でも健康食品として流通しているので、大麻でもCBDは合法。楽天市場などに普通に売っているので摂取しても問題はありません。
同じ大麻でも成分によって合法・違法が変わるのが不思議なところですね。
2.医療大麻とは?
大麻の成分の理解はできたと思います。では何が日本で合法化される可能性があるのか、それが「医療大麻」。
医療大麻というのは、THCなどを含んだ成分を利用した生薬方法です。この医療大麻は名前の通り医療を目的としていますが、先ほども言った通り日本でTHCは医療目的であっても法律で禁止しています。
しかし、この法律が変わろうとしているのが「大麻合法化」の流れです。どのような理由で合法化する可能性があるのか見ていきましょう。
医療大麻を認める国が急増
1つ目の理由として様々な国で医療大麻が認められてきているからです。
アメリカの首都ワシントンD.Cと29州・カナダ・オランダ・オーストラリア・イスラエル・スペイン・フィンランド・ベルギー・イギリス・ドイツ・オーストリア・コロンビア・ジャマイカ・韓国など、日本にまで影響する理由がわかります。
医療大麻の効果
次の理由が、医療大麻を摂取することで得られる効果ですね。
鎮痛・沈静・催眠・食欲増進・抗ガン作用、眼圧の緩和・嘔吐の抑制などが挙げられます。大麻と言わなければこれほど素晴らしい効果が期待できる薬は中々ないのではないでしょうか、、、副作用としては、目の充血・頻脈・喉の乾きがなどが確認されているらしいです。
これらが日本で大麻が合法化される理由です。大麻と言っても医療大麻なのでTHCという成分だけが合法になることは限りなく0に近いので安心して下さい。
3.日本は受け入れるのか?
そして結局日本は受け入れるのか。これに関してこのような記事を見つけました。
2019年3月19日の参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会にて秋野公造参議院議員が、大麻由来てんかん治療薬「エピディオレックス」が米国にて承認されたことを受けて、「医薬品として用いることがダメなら、治験として用いることは可能か」と質して、厚生労働省は「現行の大麻取締法では患者への施用は禁止されているが,本剤については大麻研究者である医師のもと,厚生労働大臣の許可を受け,治験の対象とされる薬物として国内の患者に用いることは可能であると考える。
限定的ではありますが、かなり前向きな答弁ではないでしょうか。日本が医療大麻を受け入れる日がそう遠くないことが伺えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。読む前と後では、かなり大麻に対しての考え方が変わったかと思います。「医療大麻」の合法派か違法派かは置いといて、こういうことが起きているのを知っておくことが大切です。
CBDオイルなどは日本でも簡単に手に入れることができるので、興味がある方は試してみるのも良いかもしれません。
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