Written by Matsuki

ペット用CBDオイルとは?【初心者向け】

CBD

ペット用CBDが気になる人「ペット用CBDを知りたい。CBDはペットに効くって聞いたけど、、、果たして本当なのか?安全性や効果を知りたいな。」

こういった擬問に答えます。

本記事の内容

  • ペット用CBDオイルとは?【初心者向け】
  • ペット用CBDの安全性/効果【解説】
  • ペット用CBDでよくある質問【疑問を全て解決します】
  • まとめ

この記事を書いている僕は、CBDに関する本を何冊も読み、実際に摂取しています。そんな僕が、本記事では、ペット用CBDの安全性や効果を解説しつつ、疑問を全て解決します。

実際にペットにCBDを摂取している私だからこそ伝えられることもあるので、これからペット用CBDを始めたい方は是非、じっくりとご覧ください。

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ペット用CBDオイルとは?【初心者向け】


ここ数年、医療大麻がペットにも有効であるという事実に気づく人が増えています。ペット向けのCBD製品は大変人気があり、人間用の製品の製造会社が、それらと類似したペット向けの製品を販売し始めました。

CBDは本当に効くのか?と疑っている人もいるでしょう。

しかし実際に効くのです!CBDは人に効果があるのと同じ理由でペットにも効果を発揮します。

では、まずは基本を解説しましょう。

CBDの安全性/効果【解説】

CBDは合法あるいは違法?

では、まずは「いくらCBDがすごいからって大麻でしょ?日本では違法だよね?」という疑問があると思います。もちろん私もありました。なんてったって大麻ですものね。ですが、結論から言うとCBDは「合法」です。

では、なぜ大麻取締法に抵触しないのか、それを知るためには「THC」というCBDに並ぶ大麻の代表的な成分の説明が欠かせません。

日本でのTHC

THCは大麻の成分の中でも、精神に作用を及ぼす「向精神薬」とされています。

向精神薬とは、生物の精神活動に何らかの影響を与える薬物の総称であり、精神科の薬や法律上の定義である麻薬などが含まれます。

なので、日本においてTHCは麻薬及び向精神薬取締法という規制により、医療目的であっても輸入・所持が禁止されています。

日本でのCBD

CBDも通常なら大麻由来の成分なので法律に抵触してしまいますよね。ですが大麻取締法には、大麻草の成熟した及びその製品(樹脂を除く)並びに大麻草の種子及びその製品を除くと記載されています。

CBDは成熟した大麻草の種子から摂れるので法律に抵触しないのです。同じ大麻の成分なのに合法と違法のものがありわかりにくいのですが、これがCBDが合法の理由です。

CBDの安全性

THC・CBDのどちらも大麻草に含まれる成分ですが、この2つの大きな違いとして挙げられるのが「精神作用」があるかないかです。

・THC=精神作用あり

・CBD=精神作用なし

多くの方が知っている麻薬である大麻は、幻覚を見せたり、高揚感・多幸感を感じたりしますが、これはTHCによる典型的な作用

CBDは精神作用・依存性のあるものではないどころか、副作用も風邪薬と同じ程度と言われています。なのでCBDは「安全」と言えます。

CBDの効果

ここまででCBDが「合法」「安全」なものだとわかって頂けたかと思います。しかしそれだと、ただ無害な成分というだけ。世界中で話題になるということは、CBDを摂取することで体に良い効果があるからに他なりません。

ご利用になられる目的は人それぞれ異なりますが、体に負担をかけずに健康になりたい方が多いです。実際に摂取している私の体験も含めて、どんな効果が期待できるのか見ていきましょう。

リラックス効果

CBDオイルには身体調整機能向上させる効果があります。ESC(身体調整機能)とは、人間の体内にある細胞同士のコミュニケーション活動を支える機能のこと。

よくわかりませんね(笑)

簡単に言うと、主に食欲・睡眠・痛み・免疫調整・感情制御・運動機能・発達・老化・神経保護・記憶・認知などのことです。要は生きていく上でなくてはならないもの。

このECSは、犬や猫の体の全ての部分に影響を及ぼしています。なので、CBDオイルはペットにも有効なのです!※人間とペットが使うCBDオイルは別です

人間とペットの重要な相違点

人間とペットの重要な相違点とは、ずばり「大きさ」です。ペットは人間よりもずっと小さいので、人間の用量よりもずっと少ない用量で済みます。

またサイズの他にも人間とペットの「ESC(身体調整機能)」には微妙な違いがあります。その一つはTHCに対する感受性です。動物は人間よりもTHCにはるかに敏感に反応します。ペットがTHCを摂りすぎてしまうと毒となり、おそらく死に至ることはありませんが、ペットもその飼い主も非常に不愉快な思いをすることになるでしょう。

ペットにはヘンプ由来のCBDの方が好ましいのはこれが理由です。ヘンプ由来のCBDには元々THCがほとんど含まれておらず、ペットにとっても無視できるほどの量しか含まれていないからです。もちろん大麻由来のTHCを含む製品を与えてはいけないわけではありませんが、CBDが主体のものを選ぶべきです。「ペット用CBD」と検索すれば商品は山のように見つかるはずです。たぶん最初はどれを買えばいいのかわからないと思いますので、僕も実際に使っているおすすめのペット用CBDオイルを紹介します。

CBDオイル ペット用 カンニマル ¥8.980(税込)

カンニマルのCBDペット用CBDオイルは、オーガニックヘンプの天然由来成分をたっぷりと配合した安心安全のCBDオイルです

価格は8.980円とわりに高いですが、だいじなペットのために良質なCBDオイルを選びましょう。

CBDでよくある質問【疑問を全て解決します】


CBDを使用するにあたって、よくある質問は次の通り。

  • その①:CBDって何か
  • その②:CBDは安全か
  • その③:CBDの原材料は何か
  • その④:ペット用CBDはどのような疾患に効果があるか
  • その⑤:ペット用CBDはどうやって摂ったらいいか
  • その⑥:ペット用CBDはどのくらい摂ったらいいか
  • その⑦:信頼できる製品を見つけるにはどうすればいいか

その①:CBDって何か

本記事の復習です。CBDのまとめ。

  • 大麻草とヘンプに含まれる活性化合物を「カンナビノイド」と言います
  • CBDはカンナビノイドです
  • 人間をはじめ、多くの生物の体内には、CBD を利用する臓器や器官があります
  • エンドカンナビノイド・システム(ESC)ははCBDを利用する体内のシステムの主要なものです
  • CBDには精神作用がありません

その②:CBDは安全か

CBDは安全か?答えは「イエス」です。CBDが治療に役立つ疾患や症状がたくさんあるだけでなく、CBDが医療の現場で非常に力を発揮するのは、それがとても安全だからです。

その③:CBDの原材料は何か

CBDはヘンプからも大麻草からも採ることができます。この二つは同じ科に属す植物ですが、遺伝子的にははっきりと区別でき、進化してきた過程も歴史もまったく違います。どちらもCBDを含んでいますが、その栽培方法、CBDを産生する能力、利用方法は著しく異なります。

その④:ペット用CBDはどのような疾患に効果があるか

嬉しいことにCBDは、犬や猫の場合でも、人間に効くのと同様、多くの疾患や症状に効果があります。ペットに対してCBDが持っている作用には次のようなものがあります。

  • 癌の予防
  • てんかんや発作を助ける
  • 痛みを和らげる
  • 腸の病気を助ける
  • 炎症を軽減する
  • 神経系を保護する
  • ストレスの緩和
  • 食欲の増進

もともとCBDオイルには抗炎症効果・リラックス効果・てんかんの発作を抑える効果などがありますが、それらの症状は人間だけでなく犬や猫にも起こりうる症状で、実際それに苦しんでいる動物が数多くいるのが現状です。

それぞれの症状に適した医薬品を投与することも可能ですが、ペットにとって処方が困難な薬であり、投与できても有害な副作用を引き起こす可能性があります。

しかし、ペット用CBDオイルに配合されている成分は全て天然なので、有害な副作用を引き起こすことは極めて少ないです。

なので現在ペット用CBDオイルは、動物の深刻な病気を治療する医薬品の代替品としても役立っています。

その⑤:ペット用CBDはどうやって摂ったらいいか

ペット用CBDの摂取方法は人間用の製品ほど選択肢はありませんが、それでも cbdを含むペット用製品は多種多様です。

  • ビスケット、ガム、その他さまざまなおやつ
  • ティンクチャー、オイル
  • カプセル
  • 局所用スプレー、軟膏、バター

おやつは選り好みするペットにCBDを摂らせるのでいい方法ですが、ティンクチャーやオイルは最も用量を管理しやすく、また普段の食べ物に加えるのも簡単です。迷ったらコレ。

CBDオイル ペット用 カンニマル ¥8.980(税込)

そして皮膚病や関節の痛みには局所薬がぴったりです。

その⑥:ペット用CBDはどのくらい摂ったらいいか

製品のラベルには、ボトル1本のなかに、あるいは1回分ごとに何ミリグラム(ミリリットル)のCBDが含まれているか明記されているです。ペットにはそれぞれ個体差があります。低用量から始めて一週間、あなたのペットの反応を見ましょう。改善がはっきり見て取れれば、用量はそれ以上増やさなくて結構です。改善が見られない、あるいは低用量で見られた症状の改善がしばらく見られなかったら、少し量を増やしてまた一週間、様子を見ましょう。

その⑦:信頼できる製品を見つけるにはどうすればいいか

CBD市場はまだできたばかりで急速に成長中であり、規制の枠組みができていません。ですから消費者は、大麻草由来であろうとヘンプ由来のものであろうと、CBD製品を探すときには注意すべきです。

家族に一員である大切なペットに安全にCBDオイルを使うためには、私たち飼い主が正しい知識を持っていることが大前提です。

なので、ペットにCBDを与える前に必ず獣医に相談して下さい。そして、CBDをペットに与える時は、態度・行動・食欲に変化がないか注意深く観察することが重要です。
またCBDの含有量だけでなく、重金属や農薬、カビなどが含まれていないことを示す検査報告がついている、オーガニックヘンプから作られた製品を選ぶことも大切です

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はペット用CBDオイルについて解説しました。

飼い主がしっかり理解した上で適切に使用すれば、CBDオイルはペットのための健康サプリメントになります。自分の健康とともに、大切なペットの健康も守りましょう。

参考図書

CBDのすべて: 健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド

2020年時点の日本語書籍で、もっとも詳しい1冊です。

基本的なCBDの知識を網羅的に理解できます。僕自身がCBD初心者のときに初めて買った本です。

本を読み終えてからCBDについて人に解説できるようにもなりました(本記事の内容も、この書籍から多くを学びました)。

実際の医療現場で患者に寄り添ってきた看護師が、その経験を踏まえ、医療大麻におけるCBDの歴史と作用機序についての科学的な解説から、実際の製品の選び方、使い方までを詳説してるので、本の信頼性も高いと思います。CBD関連では一番オススメな一冊です。