Written by Matsuki

CBDオイルとは?効果や効能は?【初心者向け】

CBD

CBDオイルが気になる人「CBDオイルを知りたい。今最も熱いって聞いたけど、、、果たして本当なのか?効果や効能を知りたいな。」

こういった擬問に答えます。

本記事の内容

  • CBDオイルとは?効果や効能は?【初心者向け】
  • CBDオイルの安全性 / 効果【解説】
  • CBDオイルでよくある質問【疑問を全て解決します】
  • まとめ

この記事を書いている僕は、CBDに関する本を何冊も読み、実際に摂取しています。そんな僕が、本記事では、CBDオイルの安全性や効果を解説しつつ、疑問を全て解決します。

実際にCBDオイルを摂取している私だからこそ伝えられることもあるので、これからCBDオイルを始めたい方は是非、じっくりとご覧ください。

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CBDオイルとは?効果や効能は?【初心者向け】


CBDが「今最も熱い」医療大麻であることは間違いありません。コーヒー豆からミネラルウォーター、グミ、化粧品に至るまで、あらゆるものにCBDが加えられています。CBDの健康効果をめぐる人々の熱狂ぶりに、起業家や製造企業が気づかないはずがありません。

こうやって CBD入りの消費者製品が爆発的に増えているのは、CBDが驚くような治療効果をあげる可能性を秘めているからです。CBD研究の最前線今、大変な盛り上がりを見せています。

残念ながらこうした盛り上がりに伴って、CBDについての誤った情報が散見されますし、CBDとは何か、どのように使えば良いのか、ということに対する理解が一般に欠けているように思えます。80年以上にわたって大麻草とヘンプの使用が禁じられてきたことの弊害で、消費者を守るきちんとした方の枠組みがありませんし、CBD製品の品質にばらつきがあるのも確かです。そのことが、CBDをめぐって様々な混乱を生んでいます。

ですので、まずは基本を解説しましょう。

CBDオイルは合法あるいは違法?

では、まずは「いくらCBDオイルがすごいからって大麻でしょ?日本では違法だよね?」という疑問があると思います。もちろん私もありました。なんてったって大麻ですものね。ですが、結論から言うとCBDは「合法」です。

では、なぜ大麻取締法に抵触しないのか、それを知るためには「THC」というCBDに並ぶ大麻の代表的な成分の説明が欠かせません。

日本でのTHC

THCは大麻の成分の中でも、精神に作用を及ぼす「向精神薬」とされています。

向精神薬とは、生物の精神活動に何らかの影響を与える薬物の総称であり、精神科の薬や法律上の定義である麻薬などが含まれます。

なので、日本においてTHCは麻薬及び向精神薬取締法という規制により、医療目的であっても輸入・所持が禁止されています。

日本でのCBD

CBDも通常なら大麻由来の成分なので法律に抵触してしまいますよね。ですが大麻取締法には、大麻草の成熟した及びその製品(樹脂を除く)並びに大麻草の種子及びその製品を除くと記載されています。

CBDは成熟した大麻草の種子から摂れるので法律に抵触しないのです。同じ大麻の成分なのに合法と違法のものがありわかりにくいのですが、これがCBDが合法の理由です。

CBDオイルの安全性/効果【解説】

CBDの安全性

THC・CBDのどちらも大麻草に含まれる成分ですが、この2つの大きな違いとして挙げられるのが「精神作用」があるかないかです。

・THC=精神作用あり

・CBD=精神作用なし

多くの方が知っている麻薬である大麻は、幻覚を見せたり、高揚感・多幸感を感じたりしますが、これはTHCによる典型的な作用

CBDオイルは精神作用・依存性のあるものではないどころか、副作用も風邪薬と同じ程度と言われています。なのでCBDオイルは「安全」と言えます。

CBDオイルの効果

ここまででCBDオイルが合法」「安全なものだとわかって頂けたかと思います。しかしそれだと、ただ無害な成分というだけ。世界中で話題になるということは、CBDを摂取することで体に良い効果があるからに他なりません。

ご利用になられる目的は人それぞれ異なりますが、体に負担をかけずに健康になりたい方が多いです。実際に摂取している私の体験も含めて、どんな効果が期待できるのか見ていきましょう。

リラックス効果

CBDオイルには身体調整機能向上させる効果があります。身体調整機能(ECS)とは、人間の体内にある細胞同士のコミュニケーション活動を支える機能のこと。

よくわかりませんね(笑)

簡単に言うと、主に食欲・睡眠・痛み・免疫調整・感情制御・運動機能・発達・老化・神経保護・記憶・認知などのことです。要は生きていく上でなくてはならないもの。

不摂生やストレスなどでこの機能は低下してしまうわけですが、CBDオイルを摂取するとこで身体調整機能が向上し、身体の力が自然に抜けてリラックスし良い状態へ導いてくれます。

» ストレス解消にCBDが効果絶大である5つの理由【まとめ】

緊張がほぐれる

これもリラックス効果によって得られるものです。海外のモデルさんには、ショーの前にCBDオイルを摂取して緊張をほぐすために使用している方もいるほど

大勢の人の前で話す時に緊張してしまう方には有効な手段になるでしょう。

不眠症対策

CBDオイルの効果として不眠症対策は有名なことかもしれません。この効果を求めてCBDオイルを使用する方は非常に多いです。

実際に私がCBDオイルを始めた理由も寝つきを良くするため。就寝前の摂取を始めてから明らかに睡眠の質が上がっています。現代の日本の社会は睡眠不足の方が非常に多いので、悩んでいる方はおすすめです。

» 睡眠不足解消にCBDが効果絶大である1つの理由【まとめ】

スキンケア効果

CBDの商品の中には、CBDクリームやバームがあります。

それらは肌に塗布して使うもので、高保湿・アンチエイジング効果・ニキビ対策として非常に高いスキンケア効果を得られます。

» CBDオイルは美肌効果あり!?ニキビなどの肌荒れに最適な理由

抗炎症作用・鎮痛効果

かゆみや痛みなどの炎症を抑えるのが、抗炎症作用です。

海外のスポーツ業界では、トレーニング後にCBDオイルを服用することで筋肉痛などを和らげるために取り入れられてるほど。通常の痛み止め以上に強い効果があると言われています。

» ダイエットにCBDが効果絶大である4つの理由【まとめ】

禁煙を助ける

CBDに対しての研究では、禁煙をしようとしている喫煙者を助けてくれることもわかっています。

私はタバコを吸っていないので試してはないですが、CBDをVAPEで摂取すると吸いたい欲を抑えられるという研究結果が出ています。

» 禁煙にCBDが効果絶大である3つの理由【まとめ】

抗ガン治療・てんかん治療

そもそもCBDがここまで広まったのは医療大麻の合法化がきっかけでした。アメリカではてんかんに苦しむ少女がCBD成分の高い大麻を服用して病気を治すドキュメンタリーが放送されています。

医療大麻はまだ日本では合法にはなっていないですが、CBDはガンやてんかん治療に有効な手段として期待されています。

CBDでよくある質問【疑問を全て解決します】


CBDを使用するにあたって、よくある質問は次の通り。

  • その①:CBDって何か
  • その②:CBDは安全か
  • その③:CBDの原材料は何か
  • その④:CBDはどのような疾患に効果があるか
  • その⑤:CBDはどうやって摂ったらいいか
  • その⑥:CBDはどのくらい摂ったらいいか
  • その⑦:信頼できる製品を見つけるにはどうすればいいか

その①:CBDって何か

本記事の復習です。CBDのまとめ。

  • 大麻草とヘンプに含まれる活性化合物を「カンナビノイド」と言います
  • CBDはカンナビノイドです
  • 人間をはじめ、多くの生物の体内には、CBD を利用する臓器や器官があります
  • エンドカンナビノイド・システム(ESC)ははCBDを利用する体内のシステムの主要なものです
  • CBDには精神作用がありません

その②:CBDは安全か

CBDは安全か?答えは「イエス」です。CBDが治療に役立つ疾患や症状がたくさんあるだけでなく、CBDが医療の現場で非常に力を発揮するのは、それがとても安全だからです。

その③:CBDの原材料は何か

CBDはヘンプからも大麻草からも採ることができます。この二つは同じ科に属す植物ですが、遺伝子的にははっきりと区別でき、進化してきた過程も歴史もまったく違います。どちらもCBDを含んでいますが、その栽培方法、CBDを産生する能力、利用方法は著しく異なります。

その④:CBDはどのような疾患に効果があるか

CBDが治療効果を持つ疾患として科学による裏付けが最も豊富なものが下記の疾患です。

  • 依存症
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  • ぜんそく
  • 自閉症
  • アルツハイマー病
  • ADD/ADHD
  • 不安神経症
  • 関節炎
  • 自己免疫疾患
  • がん
  • 脳震とう、脳/脊髄損傷
  • うつ病
  • 糖尿病(1型・2型)
  • 線維筋痛症
  • 炎症性腸疾患
  • 片頭痛
  • 多発性硬化症(MS)
  • 悪心/嘔吐
  • ニューロパチー
  • 肥満
  • パーキンソン病
  • 疼痛
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  • 統合失調症
  • 発作性疾患(てんかん症候群)
  • 皮膚病
  • 睡眠障害

以上です。ご存知の疾患も多いかと思います。正しくCBDはこれだけの疾患に効く未来の万能薬なのです。
また、CBDはあなたのペットにも役立つということをご存知でしょうか?CBDは、ペットのさまざまな疾患の治療にも使われています。

» ペット用CBDオイルとは?【初心者向け】

その⑤:CBDはどうやって摂ったらいいか

CBDの摂取方法はCBDオイルタイプ、CBDグミタイプ、CBDリキッドタイプなどです。それぞれの摂取方法には長所と短所があり、多くの人は、治療方法を最大にするため、あるいは日常生活のさまざまな状況にしたがって、複数の方法を使い分けています。どのくらい摂ったらいいかも含めて下記にまとめていますので、合わせてご覧ください。

» CBDオイルの効果的な使い方や摂取量は?【初心者向け】
» CBDグミの効果は?正しい食べ方は?【初心者向け】
» CBDリキッドの効果は?正しい吸い方は?【初心者向け】

その⑥:CBDはどのくらい摂ったらいいか

cbdの用量は少なく始めてゆっくり増やすべきです。どうやって摂ったらいいかも含めて下記にまとめていますので、合わせてご覧ください。

» CBDオイルの効果的な使い方や摂取量は?【初心者向け】
» CBDグミの効果は?正しい食べ方は?【初心者向け】
» CBDリキッドの効果は?正しい吸い方は?【初心者向け】

その⑦:信頼できる製品を見つけるにはどうすればいいか

CBD市場はまだできたばかりで急速に成長中であり、規制の枠組みができていません。ですから消費者は、大麻草由来であろうとヘンプ由来のものであろうと、CBD製品を探すときには注意すべきです。信頼できる製品は下記にまとめていますので、合わせてご覧ください。

»【2021年】おすすめのCBD製品は?【20選】

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は大麻草に含まれる有効成分の「CBD」について解説しました。あなたの疑問を解決できたでしょうか。

結論としてCBDは、合法・安全」で「良い効果があり」で「いくつかの種類」があると言うことになります。

CBDに対しての理解が世界的に進めば、非常に重要なものとなるに違いありません。実際にWHO(世界保健機関)では、大麻やTHCの規制の見直しに向けての話し合いが始まるそうです。

それだけ大きな可能性が秘められているということですね。気になった方は是非試してみてください。

参考図書

CBDのすべて: 健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド

2021年時点の日本語書籍で、もっとも詳しい1冊です。

基本的なCBDの知識を網羅的に理解できます。僕自身がCBD初心者のときに初めて買った本です。

本を読み終えてからCBDについて人に解説できるようにもなりました(本記事の内容も、この書籍から多くを学びました)。

実際の医療現場で患者に寄り添ってきた看護師が、その経験を踏まえ、医療大麻におけるCBDの歴史と作用機序についての科学的な解説から、実際の製品の選び方、使い方までを詳説してるので、本の信頼性も高いと思います。CBD関連では一番オススメな一冊です。